パリダカ(パリダカールラリー)にハマッタ人なら誰もが耳にしたことがある伝説のライダー『Gaston Rahier(ガストン・ライエ)』。レッドとホワイトの「マルボロカラー80GS」といえば印象も蘇る人も多いでしょう。
ガストン・ライエはR80GSをベースにHPNスタッフが手がけたコンプリートマシーンでパリダカを数度に渡り制覇。その伝説的な逸話は今なお多くのファンに語り継がれている。
HPN(エイチ・ピー・エヌ)は1981年パリ・ダカールラリーに総合優勝してから、パーツメーカー・レストア・カスタムビルダー集団として世界的に知られるようになり、またHPNのチューンドBMWで参加したライダーは数多く優勝に導かれています。HPNは現在も数多くのトップライダーからの貴重なフィードバックを得て進化し続けている。
世界的に有名になったHPNとは言え、今もドイツのミュンヘンから100kmほど離れた小さなザイバードルフ村のファクトリーで納得がいくまで1台1台カスタムメイドしている。コンプリート車のこだわりには強い職人魂を感じる。
実践のラリーでのトライ&エラーから導き出された各パーツは独自の技術と品質が随所に盛り込まれ、安全基準・品質管理の厳しいヨーロッパTUVテストをクリアーしているなど裏付けされている。実践的なパーツはどれをとっても多くの熱い信頼を得ておりオフロードライダー憧れのアイテムとして君臨し続けている。